左官系
天然スイス漆喰　カルクウォール
　
スイスやドイツで中世の時代から愛用されているスイス漆喰は、アルプス山脈から豊富に採れる石灰岩を原料とした漆喰です。世界の中でも高品質のスイスアルプスの石灰は、古くから教会やお城、住宅の壁に使われ、いつまでも白く美しいスイスの街並みをつくっています。
スイス漆喰が持つ不思議な力
原料のアルプス山脈の石灰岩は２〜３億年前のサンゴやアンモナイト等の堆積物です。その石灰石は空気や水をキレイにする作用があり、あらゆる生命を守っています。スイス漆喰は化学物質の力を借りずに空気中のCO2を吸収しながら結合し、大理石と同様に100以上の耐久性と住む人の健康を守る清潔な空間を作ります。
アルプスの恵みと300年変わらない製法
スイス漆喰は生物のように呼吸しています、有害物質を吸収分解する力は、アルプスの石灰石と300以上変わらない製法に由来します。純粋な石灰を950℃の低温で焼成することで細かく均一な粒子の生石灰を生成し、それを3ヶ月間水で熟成させスイス漆喰は出来上がります。そうして出来た漆喰は呼吸性が高く柔軟性と硬さを持ち合わせた強固な壁を作ります。現代の高温・短時間ではつくる事の出来ない、素材の持つ力を充分に生かした漆喰なのです。

100％天然成分だけで作られている白さが美しいスイス漆喰。静電気が発生せずハウスダストを寄せ付けません。強いアルカリ性なのでアレルギーを誘発するカビ・ダニの発生を抑えます。スイスの伝統製法で作られた、内外装に施工できる漆喰です。
■全成分
ブナセルロース繊維・ブナセルロース粉、石灰石粉・石灰石・石灰石粒・石灰泥、チョーク粉、リノールスタンドオイル（亜麻仁油）、水、でんぷん、アルミナ粉、消石灰
フラット仕上げ
ウェーブ仕上げ
ラフ仕上げ
ブラシ仕上げ
施工手順
■適した下地
石膏ボード・ラスモルタルなど
■下準備
基材のジョイント部分（継ぎ目）を平滑に処理した後、ミネラル下地材（No.800）を塗ります。カルクウォールを塗る最低24時間前にはこれを行います。
■施工（室内例）
カルクウォールを攪拌機で２〜３分クリーム状になるまでよく混ぜます。コテで約2mmの厚さに伸ばし木ゴテや刷毛、スポンジなどで質感を与える事が出来ます。
氷河粘土とは200年万前の氷河により生成されたスイスの氷河粘土の事です。有害物質を吸収しマイナスイオンを放出するので清潔で気落ちのいい空間を作ります。繊細な仕上がりから土ならではのテクスチャーも自由に楽しむことができます。
■全成分
ブナセルロース粉、鉱物顔料、雲母、石灰粒・石灰砂・石灰粉、大理石粉、大理石砂、天然脂（松ヤニ）、酸化顔料、粘土粉
なめらかで純白のクリームのような天然スイス漆喰。コテとは違う柔らかな表情のある壁ををブラシやローラーで簡単に仕上げることができます。強アルカリ性なのでカビ・ダニの発生を抑え、調湿・消毒効果もあり快適な室内をつくります。
■全成分
セルロース繊維、石灰粉、石灰粒、石灰石、消化石、チョーク粉、水、リノールスタンドオイル（亜麻仁油）、アルミナ粉

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