下地材系
進化する建築素材・MOISS

M O I S S
古来からの天然素材「土壁・木」をさらに進化させました
M O I S S
進化する建築素材
MOISSは、ホルムアルデヒドを全く放散しないシックハウス規制を受けない建材(ボード類)です。

母なるアフリカの大地から
MOISSの中に無数にきらめく原料は、アフリカの大地から採取したバーミキュラライトです。この小さな鉱物が私たちの生命・環境を改善するパワーを持っているのです。人類誕生のアフリカの大地から・・・。
●鉱物採取場所風景
●使用しているバーミキュラライトの原石

● MOISS製品ラインナップ
<素地>
<塗装(ロゼ)>
<雅(イエロー)>
<スパッタ(ブルー&レッド)>

●「MOISS」とは
MOISSの白色の基材はケイ酸カルシウム水和材でできています。このケイ酸カルシウム水和物の生成には、珪砂粉末、消石灰、パルプを水に分散させ、紙を漉く要領で層状に成形します。その後、高温高圧の蒸気によるオートクレープ養生を行います。常温では不活性なシリカでもオートクレープ養生によりカルシウムと化合して、強固なケイ酸カルシウム水和物=トバモライト(Tobermolite,5CaO・6SiO2・5H2O)という強度の高い、安定した科学反応物を生成することができます。このセラミックスであるケイ酸カルシウムの基材に粘土鉱物であるバーミキュラライトを加える事で基材の骨格に強固に保持され構造を保ちながらMOISSという新たな素材が誕生したのです。

●「生命を守る」それはMOISSの使命。
住宅や建築物の内装材として火災に耐える性能は、居住者の安全を守るための必須条件です。MOISSは無機材料で構成され、単板でも優れた防火性能を発揮することができます。また、煙や有毒ガスの発生もなく安心です。建築基準法に基づく法定不燃材の認定を受けており、防火構造、準耐火構造、耐火構造また遮音構造の国土交通省の指定、認定を受けています。
●「健康を守る」これもMOISSの使命。
MOISSは多孔質で、かつ非表面積が大きいというオールドセラミックスの性質を有し、その性質から吸着効果が大変すぐれています。また、主成分である鉱物が層状構造をもつことにより、層間活性効果から化学化学吸着力が生かされていることが特徴です。その両面から、有害な揮発性有機化合物(TVOC)に対する強固な吸着・固定化を、実現しています。さらに湿度変化に柔軟に感応して、吸着・蓄湿・放湿を適時行いながら適湿化も実現しています。加えて、MOISS自体はアルカリ質のため、カビやコケなどに抵抗力があり、繁殖を抑制することができます。

●ここまでの大変形も可能です。
高い柔軟性、曲げ性能を持っています。インテリア・内装の様々なデザインにお役に立つことができます。
(注;写真は、湿気を十分に与えた情況のもと徐々に変形を加えた物です。曲面などの施工方法などはマニュアルを参照して下さい。)
●驚異の素材
MOISSは、これまでの内装ボードにない驚異的な耐力とタフネスを実現しました。その力はたとえば人が接触した場合、その衝撃を吸収し居住者を保護します。また、下地の不陸に応答し、平滑な仕上げと機密を保持します。

●MOISSは「木」をイメージした素材です。
わが国の伝統建築物はその全てが木造です。 しかし、木はその成長に半世紀近くの年月が必要とされています。 MOISSは、断熱性・透湿性・加工性といったわが国伝統の建築素材である木をイメージし、土(セラミックス)の特性を融合させた新しい建築素材です。 またMOISSは、無機材料で製造され、一切の有機物質を含まない安全な内装材です。

●MOISSの特徴
容易な加工 オリジナルな
デザイン
●従来の内装ボード施工の場合
●MOISS施工の場合

●MOISS VS 石膏ボード・クロス貼りの湿度応答比較
●MOISS VS 石膏ボード・クロス貼りのホルムアルデヒド吸着・脱着試験

Copyright(C)2003〜2011.white house CO,LTD All Rights Reserved